メテ・ガゾス選手が夢の島公園アーチェリー場へ帰ってきた!

投稿:2022年8月6日

先週末行われたShibuya Archery ClassicがWAのニュースで取り上げられていました!
以下は「メテ・ガゾス選手がオリンピックの勝利から1年後、夢の島公園(アーチェリー場)に帰ってきた」というWAのニュース記事の内容です。

オリンピックチャンピオンのメテ・ガゾス選手が東京2020の歴史的な勝利から1周年を祝うため(東京オリンピックの開催地)日本の首都を再訪し、今週末行われた第一回Shibuya Archery Classic大会に参加しました。結果は2位でした。

第一回Shibuya Archery Classic大会が東京2020オリンピックの予選会場として使われた夢の島公園アーチェリー場で開催された

世界ランク3位のトルコの選手はこの大会唯一の海外からの参加選手でしたが、東京オリンピック遺産の夢の島公園アーチェリー場で行われたこの大会には148名のリカーブ、コンパウンド、ベアボウアーチャーが参加し、日本のナショナルチームメンバーも多数含まれていました。

オリンピック遺産の会場での試合が毎年行われる国際試合として定着することがきたされています。

(リカーブ部門男子では)昨年の夏のオリンピック準決勝の再戦も実現し、ガゾス選手が日本のトップアーチャー古川高晴選手を下し決勝へ進出しました(昨年はセットポイント7-3でしたが今年は6-4)。ガゾス選手は決勝で桑江良斗選手と対戦し4セット目で敗れました。

東京2020大会の準決勝の再現となったShibuya Archery Classicの準決勝はがメテ・ガゾス選手が古川高晴選手を破って決勝へ進出

東京2020大会のメダリスト、メテ・ガゾス選手(ゴールド)と古川高晴選手(ブロンズ)

夢の島公園アーチェリー場で再び決勝戦を戦うガゾス選手

昨年の再現とはならず、オリンピックチャンピオンは決勝で桑江良斗選手に敗れ、Shibuya Archery Classicのタイトルは桑江選手の手に。

その他の各部門の優勝者は、野田紗月選手(リカーブ女子)、高宗瞭羽選手(コンパウンド男子)、永野美穂選手(コンパウンド女子)、辰野午郎選手(ベアボウ男子)、加藤渉子選手(ベアボウ女子)となっています。

今回初開催となったShibuya Archery Classic大会は東京都アーチェリー協会渋谷アーチェリーの共催で実現しました。そして協賛する多くのアーチェリー業者*から大会参加者へ賞品が提供されました。今後はこの大会が毎年行われる国際試合として定着することが期待されます。
*実際にはアーチェリー以外の企業からの協賛も寄せられていました。

メテ・ガゾス選手が東京2020大会で取ったゴールドメダルはトルコ初のオリンピックアーチェリー競技のメダルでした。(オリンピックの)タイトルを手にする過程でガゾス選手は、ブレディ・エリソン選手や古川高晴選手、マウロ・ネスポリ選手といったビッグネームを、3試合連続でフルセットの戦いの末撃破するということをやってのけたのです。

そして12カ月たって、ガゾス選手は(オリンピックの勝利を)振り返って長文のメッセージをインスタグラムに投稿しています。(以下ガゾス選手のインスタグラムのメッセージの抜粋)

「私はほんの小さな子供のころから夢を持っていました。常に頂点を目指すと決めたのです。しばしば自分自身に長く困難な道を選んだことを思い出させてきました。その過程では良い時も悪い時もありました。挫折したことがあるかときかれたら、もちろんありました。でも私には目標があったので(頑張ってこられました)。」

「私は自分自身と母国の素晴らしい人たちに、東京(オリンピック)のゴールドメダルは自分が手にすると誓いました。それがちょうど1年前の今日だったのです!」

「自分自身と母国の皆さんとの約束を果たして、我が国の代表として表彰台ん頂点に立った時の喜びと幸福感は今も忘れていません。」

昨年のオリンピックではメテ(ガゾス)選手と韓国のアン・サン選手が個人タイトルを手にし、韓国チームは男子団体、女子団体、ミックス戦の3つのゴールドメダルを獲得しています。

*試合の写真はWA提供

ー以上WAの記事より