~シーズン初インドア~

みなさん こんにちは

SHIBUYAアーチェリーの山本です。

先日、江戸川区総合体育館アーチェリー場で開催された第8回江戸川インドアオープンに参加してきました。今シーズン初のインドアということもあり、前日にインドアセッティングに変更して挑みました。結果は、感覚が良くないまま試合が進み 289-293=582でした。12月7日・8日と世界室内アーチェリー選手権の国内最終選考会に出場しますので、もう少し調整して挑みたいと思います。

さて、これまでも何度か当ブログで、私山本のインドアセッティングとアウトドアセッティングの変更点をご紹介しておりますが、シーズンの変わり目ということもありますので、改めてご紹介します。まだインドアのセッティングに変更していない方や、インドアは矢を変えてセッティングは変更しないという方は参考にしてみてください。

私がアウトドアからインドアで変更する点は主に3点です。

まず1つ目、レンズの倍率です。アウトドアで6倍のレンズを使用していますが、インドアでは5倍に下げています。もともと気にせず同じ倍率で挑んでいたのですが、狙いこんでしまいリリーサーを落とす為の伸び合いがスムーズで無くなることがありました。特に、全日本室内選手権等大きな大会になると顕著に出てしまうので、緊張しない練習や記録会ではそこそこの点数がでるのに、大きな試合だといつもより悪いと行った状況が続いていました。そこで、私が参考にしている海外のトップ選手のセッティングを聞いてみたところ、倍率を下げていると聞きましたので、試してみたのがきっかけです。ちょっとした変化でしたが、倍率を下げるとドットの動きも小さく感じる為、流れを作りやすくなります。4倍も試しましたが、的中の精度とエイミングのしやすさのバランスを考えて5倍に落ち着きました。ドットの動きが気になってホールディングが長くなってしまう方は、一度倍率を見直して見ても良いかもしれません。

2つ目は、ドットのサイズです。写真を見て頂くと分かりやすいですが、左がインドアで右がアウトドアです。アウトドアでは、エイミングで10点より小さく見える大きさですが、インドアでは黄色がほとんど隠れるサイズにしています。これは、的中孔への意識や10点への意識を下げる為にしています。以前小さいドットのまま挑んでいる時は、的中孔が見えてしまい、その点にエイミングが引っ張られることがありました。また、10点が見えてしまうことで狙いこみに繋がっていました。これらの意識を下げることで、結果スムーズな伸び合いが可能となり、点数が安定した為現在も継続して使用しています。レンズより試しやすい部分だと思います。カラーがついた商品もありますので、是非好みのサイズ・カラーを探して見てください。

3つ目は、レストの前後左右位置です。コンパウンドのインドア用の矢は、ほとんどの方が長さや素材を変更すると思います。矢が変わるので一度チューニングをやり直し、レスト位置を確認する必要があります。基本はペーパーチューニングやウォークバック等で大体は確認可能です。その後、ファインチューニングで微調整を行えば完了です。調整の方法やコツ等はここで記載してしまうと長くなってしまいますので、直接山本までご連絡頂くか、新宿店種部、外商部門島田に聞いてみてください。

上記3つのちょっとした調整・変更だけでも点数は変わってくると思います。インドアセッティングにお悩みの方は是非一度試してみてください。