~東京オリンピックのダブルメダリスト、古川高晴選手もSHIBUYA ARCHERY CLASSIC参加!

投稿:2022年7月17日

SHIBUYA ARCHERY CLASSICまであと2週間となりました。国内のトップアーチャーの参加も確定しています。中でも古川高晴選手は2004年アテネ大会から2008年北京大会、2012年ロンドン大会、2016年リオ大会、そして20201年東京大会5大会連続オリンピック出場中の日本を代表するトップアーチャーです。

ロンドンでは個人銀メダルを獲得。昨年の東京オリンピックでは個人銅メダル、男子団体銅メダルを獲得しています。日本のアーチェリー界でオリンピックで個人と団体のダブルメダリストは古川高晴選手だけなんですねー。もはや日本アーチェリー界のレンジェンドと言ってよいのではないでしょうか。

PHOTO COURTESY OF WORLD ARCHERY

そういえば5月に韓国で行われたワールドカップの際に、Easton Target Archeryというポッドキャストで古川高晴選手が日本でもおなじみのジョージ・テクミチョフさんのインタビューを受けていましたね。Easton Target Archeryポッドキャストに登場した初の日本のアーチャーだと思います。ポッドキャストの中で「東京オリンピックが1年延期と決まった時にどう思ったか?」というテクミチョフさんの質問に対して、「がっかりはしなかった。1年後に必ず開催されると信じていたし、(1年あれば)もっと上手く射つことができると思っていた」と答えていたのが印象的でした。2020年の夏に合わせてパフォーマンスがピークに達するようにフォームやメンタル面、弓具のチューニングなどいろいろな要素を整えて準備していたのが、急に無しになったのですから相当ショックだったと思います。

自国開催ということもあって、大会に対する思いはより強かったはず。コロナ感染拡大の影響を受けたオリンピックの延期というだれも予想できなかった前代未聞の事態に遭遇してなお、さらなる飛躍のチャンスととらえてポジティブに対応できるのがすごいと思います。

カナダのトップアーチャー、クリスピン・デュナス選手と談笑する古川選手 PHOTO COURTESY OF WORLD ARCHERY

SHIBUYA ARCHERY CLASSICはレジェンド古川高晴選手のシューティングを実際に見るチャンスです。もしかするとメテ・ガゾス選手との再戦も見れるかも。7月30日、31日夢の島公園アーチェリー場へGO!