~スタンOnneXヒンジモデル

投稿:2022年6月19日

こんにちは。渋谷アーチェリー世田谷店です。

今回は【スタン OnneXリリーサー】のトリガーレスバージョン、【OnneXヒンジリリーサー】の紹介です。【OnneXヒンジリリーサー】は、もちろん【OnneXサムトリガーリリーサー】【OnneXレジスタンスリリーサー】と同じハンドルデザインなので、弓のセッティングを変えることなくクロストレーニング的に使用することができます。また試合でも高得点を狙いに行くときはサムトリガー、ストレスがかかる場面ではヒンジ(トリガーレス)という風に状況に応じて使い分けるということも可能ですね。

スタン OnneX ヒンジリリーサー(ブラスタイプ)

【スタン OnneXヒンジリリーサー】の画期的なところはハンドルが共通である点だけではありません。スタン独自のコントロールロック機構により、通常のトリガーレスリリーサーとしてだけでなく、安全装置付きトリガーレスリリーサーとしても使えるのです。今まで安全装置付きトリガーレスリリーサーというのはいくつかのメーカーから発売されていますが、普通のトリガーレスリリーサーと安全装置付きと切り替えられるものは初めてだと思います。

コントロールロック機構標準装備

上の写真の①のトリガーのように見えるものは、通常のトリガーレスリリーサーで使用する場合はサムレストで、安全装置付きトリガーレスとして使用する場合はセーフティーレバーとなります。セーフティレバーを抑えると安全装置がかかり、ハンドルの角度が変わっても発射することはありません。通常モードと安全装置付きモードの切り替えは写真②のコントロールロックスクリューで簡単に切り替えられます。

これは初めてトリガーレスリリーサーを使うアーチャーにとって嬉しい機能だと思います。トリガーレスリリーサーというのはハンドルの角度が変わることによってシアーが外れて発射される仕組みになっています。このためエイミングしながらリリーサーにかけた指を動かすことなく、ドローイングし続けるだけでリリースできるというストレスが少ない射ち方ができるわけですが、その反面アンカーにつく前でもハンドルの角度が変わると発射されてしまう可能性があります。この「ドローイング中に意図せず発射してしまうのではないか?」というのがトリガーレス初心者が最も恐れる点だと思いますが、【OnneXヒンジリリーサー】は安全装置付きモードに切り替えれば誤射する心配なくドローぐできます。

アルミハンドルモデルは【エコグレー】と【セージグリーン】の2色から選べます。

リリーサーが切れるタイミングは六角レンチで調整ネジを回して調整する方式なので、無段階で微調整が可能です。いろいろ調整して元に戻したい時など調整の再現性も高いものになっています。工場出荷時にはクリッカーなしのフックがセットされていますが、クリッカー付きのフックも同梱されています。

【OnneXヒンジリリーサー】は他のモデルと同じく、内部パーツはDLCコーティングという摩擦に強いコーティングが施されており、切れの良い作動感がより長く保たれます。セーフティーレバーや4フィンガーパーツのオプションも同梱されているので、自分の手に合わせてカスタマイズして使用できます。そしてスタンのトレードマークでもある【トレーナーロック機構】も標準装備されているので、暴発することなく安全にドローイングしてエイミングやリリーサーを切る練習ができます。ただ初期ロットにはクリッカー付きフックが同梱されていない、トレーナーロックのネジサイズが合わないなどの問題があったようですが、パーツがメーカーから無償で提供されるとのこと。渋谷アーチェリーでは【OnneXヒンジリリーサー】については、トレーナーロックの状態とクリッカー付きフックが同梱されるのかどうかを確認してからの取り扱いとなりますが、ご予約は受け付けております!
もし【OnneXヒンジリリーサー】を購入された方でクリッカー付きフックが同梱されていない、トレーナーロックが取り付けられないという場合は購入店にご相談ください。

【スタン OnneXリリーサー】のお買い求め、お問い合わせは渋谷⁻アーチェリー世田谷店オンライン店まで!