～ハムスキー イプシロンレストをターゲット仕様にコンバージョンする。
投稿：2022年5月26日渋谷アーチェリー世田谷店では、ハムスキーの新製品イプシロンレストのターゲットへのコンバージョンも対応しています。
オリジナルのイプシロンレストにはワイドなホエールフィン型のランチャーがついてきます。このままでも良いのですが、ターゲット用のベストランチャーに交換するとよりターゲット感が高まります。万が一コードが切れたりした場合でも、普通のランチャーレストとして使用できるというアドバンテージもあります。
メーカー純正のコンバージョンキットもありますが樹脂ブレードで、ベインのクリアランスが悪いワイドなデザインなのです。ベストランチャーとネジとワッシャーがあれば簡単に変換できます。樹脂よりも板バネの方が上下の不良な振動を吸収してくれそうです。
先端の幅が狭いスタンダードのランチャーでもワイドタイプでも良いですが、ワイドタイプの方が矢が落ちにくいしインドアの大口径シャフトでも使えて便利です。写真はスタンダードの.010”ですが、.012”のワイドタイプがおススメです。
ホエールフィン型のブレードをターゲット用のランチャーブレードに交換しただけでは、写真のようにブレードの角度が立ち上がりすぎてしまいます。
レスト本体の下側にランチャーの角度設定ネジが設けられているのですが、的側（写真上のネジ）のネジがレストが倒れた時のストッパーで、手前側のネジ（写真下のネジ）がランチャーの仰角を決めるネジです。手前のネジは長さが1/4インチですが、これを3/8インチのものに交換します。
手前側のネジを3/8のものに交換します。ワッシャーを数枚（シブヤ オクルススコープについてくるワッシャーなら5枚で約35度くらいのアングルになります）足してレストがどこで止まるかを調整します。ワッシャー1枚で約5度くらい角度が変わります。
注意点としては、ランチャーが止まる位置をハンドル本体に近づけすぎると、リムに引っ張られて倒れたランチャーブレードが振動してハンドルのサイトウインドウの底面に当たる可能性があります。ハンドルに当たる状態ではランチャーの折損につながる恐れがあります。レスト取付時に、倒れた状態のランチャーがハンドルの底面から離れた状態になるように高めに設定しておくと良いと思います。
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