
特徴
左右で締め込み方向の異なる固定ネジの採用で使用中の緩みを抑制
通常同一方向に閉まるネジを使用することが一般的だが、左右で締め込み方向の異なるネジを採用することで、サイドロッドが下がる方向に締まるようになっている。使用中の不意な緩みがなくなります。
※右側は時計回りに締まるネジ、左側は半時計周りに締まるようになっている。
新設計クリック付きQDコネクト採用※特許出願中
クリック付きで脱落防止。QDピンを三角柱をベースとした形状を採用しロック時の設置面積を拡大したことで確実な固定が可能に。緩みにくさも向上しています。
また、ダブテイル構造により、サイドロッドの取り付け位置の精度向上も実現しています。
PRIMUS用アルミVバーボルトと互換性有り
PRIMUS標準装備のアルミVバーボルトと互換性があるため、幅広い重量セッティングを選択可能。
PRIMUS Vバーボルト:高強度アルミ合金A7075よりもさらに強い超高強度の新素材を使用。 CNCマシン※2による精密切削加工により実現した洗練されたデザイン。ステンレス製のVバーボルトの約1/3の比重。
※2: CNC(Computer Numerical Control)・・・コンピューター数値制御による切削加工機械
製品スペック表
| 対応スタビライザー | ネジサイズ:5/16-24 12mm以上の長さのネジには対応していません。 |
|---|---|
| カラー | ブラック[本体] |
| 重量 |
ボルトあり:192g ボルトなし:153g |
| 付属品 | Vバーボルト 6M六角レンチ |
ヴァリス Vバー 開発秘話
Product development
1970年代に発表された初代アジャスタブルVバーを、現代のシューティングスタイルや弓具セッティングに合わせてリエンジニアリングする──。このコンセプトのもと、開発プロジェクトが始まりました。
当時から高い評価を得ていた「左右で締め方向を逆にしたロックネジ構造」は、操作性と信頼性を兼ね備えた特徴として現行モデルにも継承。さらに、近年スタンダードとなったサイドロッド取り付け用のQD(クイックデタッチ)コネクトも一から見直しました。従来の円筒形ではなく、三角柱に近い形状を採用することで、ロック時の接触面を拡大。これにより、使用中の緩みにくさが大幅に向上しています。
また、緩んだ状態でも部品が脱落しないよう、クリックボール機構を新たに追加。わずかな緩みが万が一発生した場合でも確実に保持される安心感を実現しました。
過去の名作を原点に、現代の競技環境にふさわしい性能と質感を追求したモデルです。





