全日本選手権出場スタッフ 使用弓具紹介 ~坂本編~

第63回全日本選手権が終了し、今シーズンのターゲットは終了したな~と感じますね。
さて、今回から3回にわたって、全日本選手権に出場した弊社スタッフ3名の使用弓具・試合への取り組み方を紹介していきます。
「なぜこの道具を選んだのか?」選手目線のおすすめポイントなど参考になれば幸いです!
一人目は物流スタッフの坂本貴哉です!今大会では8位入賞の成績を収めました。
普段は物流センター&池尻オフィスで商品の出荷や弓セットの調整などを行っています。

【弓】
・モデル名:Mathews TRX38G2
・引尺・ポンド・レットオフ: 27.5インチ/ 57ポンド /80%
使用理由・おすすめポイント:ストレートのライザーデザインによる安定感が気に入っています。以前はTRX40を使用していたが、フェイスタッチ角度等少し大きく感じて38にしました。細身のグリップが好みなので純正グリップは外してプレートで使用。ホールディング時はリリーサーコントロールの関係でリラックスしたいため、今は80%で使用しています。
【リリーサー】
・モデル名:TRU.Ball GOAT Mサイズ
・使用理由・おすすめポイント:トリガーモードとトリガーレスモードどちらも使えるリリーサーですが、トリガーモードで使用しています。プラットフォームは以前使用していたTRUブレードとほぼ一緒なのでスムーズに移行できました。フレックスにより自分に合わせた調整が可能になった点に満足しています。小指の位置でドローイング後の角度の確認をしているため4本指フレックスで使用。トリガーバレルは同じTRUBallのブレード用から移植しています。
【サイト】
・モデル名:ULTIMA CP PRO 400-6
・使用理由・おすすめポイント:ポリゴナルエクステンションにより振動がかなり軽減され、静粛性の高さが射ち感に良い影響を与えています。オススメ!
【スコープ】
・モデル名:ULTIMA OKULUSスコープ Verde Plus レンズ6倍 ファイバー0.19
・使用理由・おすすめポイント:フィールドもやるので、前方からの自然光を遮断するためにOKULUSフロントサンシェイドも使用しています。レンズはフィールドでは距離読みの関係で5倍に変更。
【スタビ】
・モデル名:
Conquest Smack Down747 30インチ 12オンス
Conquest Smack Down747 12インチ 16オンス
・使用理由・おすすめポイント:スタビはいままで重めのスタビ(RevX)を使用していたので軽いスタビをテスト中。軽くなった分結果的にウェイトが増えて、ウェイト増減の見直しがしやすくなった。ハンドル重心がトップヘビー気味なのでスタビはダウン角で使用している。ウェイトバランスはエイミングの精度と飛び出しのバランスで決定しました。
【オフセットブラケット】
・モデル名:AAE グリッパー
・使用理由・おすすめポイント:軽めでシンプルなデザインだが、円錐型接合部により、アジャスタブルであるのに非常に緩みにくい設計で気に入っています。
【レスト】
・モデル名AAE フリークショウ
・使用理由・おすすめポイント:フリークブレードで使用。ブレードをシングルホールで取り付けるため、再現性に優れています。また、比較的軽いところも気に入っています。インドアはスタンダードブレード使用。
【ピープ】サイズ
・モデル名:スペシャルティ プロピープハウジング 1/8
・使用理由・おすすめポイント:伸び合いを重視しているので同心円は大きめで見ています。
【ストリング】
・モデル名:FIRST STRING X-IT WIRE
・使用理由・おすすめポイント:ピープが回らないです。伸びにくくてオススメ!
【矢のスペック】矢の種類 スパイン 長さ ポイントの種類・重さ ベイン ピッチについて
・シャフト:EASTON X10 スパイン350番
・長さ:27 1/2インチ(後ろ3インチカット)
・ポイント:タングステンポイント120gr
・ベイン:スパイダーインヴィクタス
・使用理由・おすすめポイント:矢はアメリカのギャレンティン選手のスペックを模倣しました。若干固いかも・・・
ベインは元々スピン系を使っていたので、現在はインヴィクタスをテスト中。

【今現在取り組んでいること】
今後の展望として、自分が競技会やトーナメントで勝っていくにはトリガーレスでのリリーサーコントロールが重要と考えているので、トリガーレスで練習を行っています。
【試合当日の準備について(食事やメンタルコントロール)】
笑顔、朝食をしっかり食べる。
【試合中に考えていること】
夜ご飯なにを食べるか、良いフォロースルーするためにはどうするか、のどちらか。
【全日での結果をどう感じているか】
8位 試合中は心拍が高い状態が続き、思い通りに動かせないことが多かった。そのための準備、練習ができていなかった。悔しい部分もあるが、それでも挽回してどうにか点数をまとめた対応力については納得しています。
【来年へ向けての取り組み】
今年は自分の今までの射ち方(テンポの良いリズム射ち)をせず、シューティングプロセスを一つ一つ意識した堅実な射ち方をしてきました。徐々に形になっていると思うので、来期はそれにプラスしてトリガーレスを使っていきたいと思います。乞うご期待!
参考になりますね。
来年の活躍を期待します!!!