全日本選手権出場スタッフ使用弓具紹介 ~山本編~

さて、今回は前回からの続きです。
3回にわたって、全日本選手権に出場した弊社スタッフ3名の使用弓具・試合への取り組み方を紹介していきます。
「なぜこの道具を選んだのか?」選手目線のおすすめポイントなど参考になれば幸いです!
二人目は営業部の山本悠太です!今大会では4位入賞の成績を収めました。
普段は営業部の管理・企画を行っています。

筋肉やべぇ~
さてでは使用弓具の紹介です。
【弓】引尺・ポンド・レットオフ
・モデル名:Mathews TRX38 G2 59ポンド/75%
・使用理由:長いハンドルによる安定感と引きやすいカムが気に入っている。また、チューニング方法がシンプルで調整時に迷わない点も非常に良いと感じている。
レットオフは70%、75%、80%すべて試したが、ホールディングウエイトが丁度良い範囲に入る為、75%を選択している。
【リリーサー】
・モデル名:B3 ARCHERY BG PRO
・使用理由:長年TRUのリリーサーを使用してきたが、今年7月頃にリリーサーの落とし方を変えた際に、これまでのリリーサーではフィットしなかった。ハンドル形状が少し丸みを帯びていることで程よいフィット感を感じることが出来ている。また、このリリーサーは3フィンガーと4フィンガーをパーツの変更で実現できるが、TRU Ballとは違い薬指までは固定で小指のみ調整できる機構になっている。個人的には薬指の調整は出来るタイプは幅広く調整が出来ると感じているが、出来るからこそ迷いが出てしまう。薬指まで固定で小指のみ調整可能なこのリリーサーは、使用し始めてすぐに自分のセッティングを見つけることが出来た。
【サイト】
・モデル名:SHIBUYA ULTIMA CP PRO 400-6
・使用理由:振動が非常に少ない。ノブも力強く占めることが出来る為、これまで使用中に緩んだことがない。CPX2と比較すると少し重いが、使用中に緩まない点は非常に気に入っている。また、先端脱着方式を採用しているため、日を跨ぐ場合でもサイトの変化がない。他メーカーでは既に採用されている構造だが、この部分のロック機構は緩みが出ることがあるが、このサイトでは脱着部分の構造も最適化されており、緩んだことは一度もない。非常に安心して使用出来ている。
【スコープ】倍率 ドットサイズ
・モデル名:SHIBUYA ULTIMA OKULUSスコープ/6倍/ドットサイズ1.5mmくらい
・使用理由:OKULUSスコープはマットアルマイトと内部反射防止加工の2重対策を実施しているため、光量の変化にも気にならない。バランスプレートは取り扱い説明書の推奨位置で使用している。倍率は高すぎるとエイミングが大きく動く為伸び合いがスムーズにできなくなる。低くすると動きは見えなくなるが的中の精度が下がる。個人的には6倍が一番丁度良い。※インドアは同様の理由で5倍を使用している。
ドットの大きさは狙ったときに50mで10点より少し小さい程度にしている。以前はもう少し大きかったがエイミングの精度が下がってきていた為、今年から少し小さくしている。
http://shibuya-archery.com/images/productTop/productList/OKULUS_SCOPE_manual.pdf

【スタビ】長さウエイト
・モデル名:EASTON ハルシオン センター:30インチ/約18オンス、サイド:12インチ/30オンス
・使用理由:細さと剛性のバランスが気に入っている。細いスタビライザーはウエイトをたくさん付けるとどうしても揺れが大きくなる。ハルシオンは20~30オンス程度であれば揺れは気にならない。
 ウエイトバランスに関しては、エイミング時の弓の動きが一番小さくなるバランスを目指している。飛び出しなど打った後の感覚は気にしていない。
【オフセットブラケット】
・モデル名:AAE グリッパー
・使用理由:確実なロックと緩まないことが重要。このモデルは長年使用しているが純粋に緩まない部分がいい。
【レスト】
・モデル名:AAE フリークショウレスト
・使用理由:
細いタイプランチャー(フリークブレード)を使用したかった為、AAE製を使用している。
【ピープ】サイズ合わせて
・モデル名:Specialty ピープハウジング ノーマル サイズ1/16
・使用理由:長いタイプは視界でピープが主張してしまい気になってしまう。そのため、長年同じものを使用している。競技(ターゲット、インドア、フィールド)によってスコープを変更することがあるので、ホールサイズを簡単に変更できる部分は必須条件と考えている。
【ストリング】
・モデル名:ゼブラ ストリング
・使用理由:Mathews 純正ストリングを使用している。サービングが柔らかく、カムタイミング・引き尺調整時にサービングが切れたりしない。
【矢のスペック】矢の種類 スパイン 長さ ポイントの種類・重さ ベイン ピッチについて
・モデル名:EASTON X10 410 /26.5インチ/120gr(タングステンポイント)/GASPRO/ピッチは最大限つける。
・使用理由:ノック側を3インチカットして使用している。ベインは以前AAE MAXベインを使用していたが、サイズが少し大きなGASPROを現在使用している。少し重いが、修正力は高く気に入っている。ピッチはシャフトによって変化するが、そのシャフトで最大限つけるようにしている。基本的にはストレートで張り付けている。

・今現在取り組んでいること
エイミング精度とリリーサーコントロール能力を高めることを意識して練習・トレーニングをしている。練習ではMantis X8を使用してエイミング傾向を認識してウエイトバランスやエイミング時の伸びあいのバランスを色々と模索している。
トレーニングに関しては、週3~5日程度行っている。練習量が週1~2日程度しか取れないが、それでもエイミングの精度を高めることが出来るように、トレーニングメニューを組んでいる。
・試合当日の準備について(食事やメンタルコントロール)
当日だけではないが、摂取する栄養素に気を使っている。
朝の食事だけでなく、タイミングによってサプリメントも服用し、体の状態が競技中に最適な状況を維持できるように摂取している。
・試合中に考えていること
事前(試合前までの練習)に良いグルーピングを作るために必要なポイントを確認しておき、そのポイントがうまく実行できているかを考えている。
・全日での結果をどう感じているか
今年はリリーサーの使い方を変更し、発展途上の状態で全日本に臨んだ形になった為、結果は受け入れている。試合中に上手く打てた射とうまく打てなかった射の差がはっきり出ていたが、上手く打てた射に関しては多くがXに入っていたため、新しい射ち方の方向性は間違ってないと感じている。ミスを減らせるように今後は精度を高めていきたい。
・来年へ向けての取り組み
大会で高いパフォーマンスを発揮できるように、プレッシャーを感じる状況でシューティングする機会を増やしたいと考えている。具体的な方法が気になる方は山本に練習場で直接聞いてください。
山本選手は長期にわたり、コンパウンドのトップ選手として戦っていますので、皆さんの参考になることも多いと思います。
Yesベンチプレス
次回は世田谷店の河本の弓具紹介になります。
お楽しみに!!