~衣替えの季節、ということでGASボウストリングのフリークショーに張り替えてみました~

投稿:2022年3月26日

こんにちは。渋谷アーチェリー世田谷店です。
桜も咲き始め、アウトドアで練習するのにちょうど良い気候になってきましたね。

今年はアウトドアの試合に出たいと思っているので、シーズン前にPSEサイテーション40SEのストリングとケーブルを【GASフリークショー・コンプリートセット】に交換してみました。

ストリングに青い糸くずのようなものが付いていますが、これはストリングのストランドを二等分する目印です。ピープが回らないようにするためには、均等にストランドを分けて入れる必要があるので、そのための目印です。世田谷店で単色のストリングのコンパウンドを調整した時には必ずついているので、糸くずだと思って取らないようにしてくださいね。

色なし、ストリングワックスほとんどなしということで、ストリングはパサパサです。一説には色付きのストリングよりはストランド数4本分以上軽いとか。ストランド数が多い方がピープが回りにくく安定性が高いので、軽ければスピードも稼げるのでパフォーマンス重視のストリングと言えますね。

手指が乾燥する方は【フリークショー】ストリング/ケーブルの交換・調整の際にはハンドクリームが必需品だと思います。特にピープ周りをいじるときは要注意です。

下の写真は初期設定を終えた状態です。新しい弓をセットアップしたり、レストやストリングなどパーツを交換したりした時、レストのセンターショットはだいたい弓の真ん中(グリップのセンターライン上)に合わせています。センターショットを合わせるためのレーザー器具などありますが、その後実射してチューニングする際に動かす可能性が高いので、初期設定は「だいたい」で問題ありません。ペーパーチューニングの段階ですら、少し動かす可能性があります。今回はこのままでペーパーチューニングは問題なかったので、レストはいじりませんでした。カムのポジションや傾きもいじっていません。

実射開始後にストリングやケーブルが変化するかどうかチェックするために使用開始前にカムの位置を確認しておきます。タイミングマークがケーブルの右側に接している状態です。

交換直後

近射と距離合わせて100射した後のカムの状態が下の写真ですが、タイミングマークが動いていないのでストリングとケーブルに変化が見られなかったということですね。

使用開始後

当たるかどうかについては、弓を射つのが久しぶりなのでコメントは控えさせていただきたいと思います。とりあえずトルクチューニングをやってみました。いつもトルクチューニングはほとんどいじらないのですが、今回は矢尺のせいなのかオーバードローマウントを組み込んでやっと下の写真のようになりました。

トルクチューニング”Before”
トルクチューニング”After”

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