
REST・PLUNGER
レスト・プランジャー

パリ大会に出場した選手の90%以上が採用した「ULTIMA Recurve Rest」。
新しいULTIMA Recurve Rest G2は、定評のある性能をそのままに、
外観と操作性をさらに磨き上げ、より洗練されたシューティング体験を提供します。
特徴
DLCコーディング※1 を施したオフセットスタイルのレストピン
レーシングマシンのエンジン部品にも使用されている、摩擦係数が小さく、 硬くて摩耗しにくいDLCコーディング※1をレストピンに採用。矢がレストを通過する際のエネルギーロスを最小限に抑えます。
オフセットスタイルなので、外径の小さいアローシャフトを使用してもレストピンがブランジャーチップに接触しません。
※1: DLC(Diamond Like Carbon)コーティングとは ・・・非結晶(アモルファス)構造の非常に平滑なカーボンの薄い皮膜のコーティング
パーフェクトクリアランスを可能にするデュアルアジャスト機構
アローシャフトの太さに合せて、レストピンの上下位置の調整はもちろん、 サイトウインドウの深さや、ブランジャーのセッティングに合せた開き角の調節も可能です。 もうレストピンをカットしたり、曲げたりする必要はありません。アローシャフトを乗せた状態で、 レンチを差し込み、レストピンのロックねじを回すことができます。レストピンの交換も簡単です。
CNCマシン※2 による削り出し加工だから実現した、高精度パーツ
※2: CNC(Computer Numerical Control)・・・コンピュータ数値制御による切削加工機械
弓との一体感を極限まで高めた、リファインドエッジデザイン
レストまわりの形状を細部から見直し、不要な角を削ぎ落とすことで、よりシャープで洗練されたフォルムへと進化しました。さらに、エッジに丁寧な面取りを施し、高さも低く抑えることで、バッグやケースへの引っかかりを軽減すると同時に、ベインとのクリアランスも極限まで高めています。 見た目だけでなく、扱いやすさとシューティング時の機能性まで高めました。
目指したのは、レストそのものが主張するのではなく、まるでライザーの一部であるかのように自然に溶け込むこと。 わずかなラインや角度まで徹底的に磨き上げることで、弓全体をより美しく、よりシャープな印象へと仕上げました。
復元力が飛躍的に向上、シブヤ独自のVロックデザイン
2つの磁石をV字に配置した新技術”Vロックデザイン”により、磁石の間をつなぐ磁力線が確実にレストピンを引き戻しキャッチ。 レストピンの復元力と再現性が飛躍的に向上しました。 また磁石の間のスペースに、アジャスト機構を埋め込んだことにより、3mmのロックねじを使用しつつ、両面テープを含んだ最大厚さを3.8mmまで薄くしました。
狙った位置を確実に再現する。
レスト本体の上下に、レーザー刻印による調整目盛りを新たに追加。 オフセットピンの高さを目で確認しながら調整できるようになり、わずかな位置の違いも、より正確に把握できるようになりました。
セッティングを変更したときや、メンテナンスのために一度位置を動かしたときでも、目盛りを基準にすることで極めて高い再現性を実現。微細な調整が求められる競技用レストだからこそ、感覚だけに頼らず、「どこに合わせたか」を明確に残せることが大きな意味を持ちます。
一度決めたセッティングを記録し、必要なときに同じ位置へ戻すことも容易に。感覚に頼っていた微調整を、「見える調整」へ。 セッティングの精度と再現性をさらに高め、いつでも狙ったポジションへ、より確実に導けるようになりました。
左右兼用デザイン
レストピンの入れ方を上下逆にすることにより、一つのレストで右用と左用を組み替えることが出来ます。
ULTIMA リカーブレスト G2 開発秘話
Product development
市場で高く評価されるレストと、その課題を徹底的に研究。競技用レストに求められる性能を一つひとつ見つめ直すことから、ULTIMAレストの開発は始まりました。
最大の挑戦は、「極限の薄さ」と「妥協なき性能」の両立。十分なクリアランスを確保するためには、限界まで薄く。しかし、あらゆる弓や矢に対応する調整性能、正確に戻り続ける復元性、そして矢の飛びを妨げない構造も譲れない。薄さを求めれば機構を収める場所がなくなり、性能を求めれば厚くなる。相反する要求を、いかに小さな本体の中で成立させるかが最大の挑戦でした。
その答えとして生まれたのが、独自の**「Vロックデザイン」**。2つの磁石をV字に配置することで、薄型ボディに高い復元性と調整機構を凝縮しました。さらに、プランジャーとの干渉を避けるオフセット構造。低摩擦のDLCコーティングを施し、矢が通過する
その一瞬に生じるエネルギーロスさえも最小限へ。全長わずか約2.5cm。 その小さなボディには、競技用レストの常識を変えるためのアイデアと技術が詰め込まれています。
発売から10年。世界のトップアーチャーに選ばれ続けてきたULTIMAは、そこで完成ではありません。積み重ねてきた10年を礎に、
その基準を、もう一度塗り替える。




