~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第一回~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

先日告知していた、『島田コーチングブログ ~シブヤカップ入賞への道!~』が本日よりスタートします。先週は早速、射場にて第一回コーチングを実施してきました。(以下、対話形式で進めていきます。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

島田:
先日のオリエンテーションでは、「姿勢とセットアップ、取りかけ」をまずは修正しよう、という指導をしましたね。この三点は、島田的に射型指導をする際に、最も重要としているポイントです。
富田さんに意識してもらう点としてはまず、
①弓を自分の体の正面ではなく、的と自分の間にセットすること
②セットアップで、的とのラインに肩のラインを合わせること
の2点です。

富田:
このとき、何か注意することはありますか?

島田:
まずはセットのときは少し弓を持ち上げて、少ない動きでセットアップに持って行けるように準備をしてください。次に、セットアップをするときに引き手の腕を目線の高さまで持ち上げてから下ろしてくること。その時に、的とのラインに肩のラインを合わせる(上記②)ために、引き手を押し手の肩付近まで引いてください。ドローイングはそのまま肩を開くようにして行います。あとはアンカーに入る時に顎を引く癖があるので、顔を動かさないように意識することですね。


※以前まではセットはほとんど意識せずに地面にスタビライザーの先を置いているところから一気に持ち上げてセットアップをしていました。

※詳しい射型、射法八節等の基本動作については【山本博のゼロから始めるアーチェリー】にてご確認ください。

富田:
言われた通りの動きをすると、クリッカーが早く切れてしまいます。

島田:
肩を上手く使えるようになり、引き尺が伸びたことが原因です。クリッカーを入れてしまいましょう。

富田:
以前より、3/4インチ程入ってしまいましたが問題はありませんか?

島田:
このまま指導をしていけば必ず引き尺が伸びるので、いずれは矢の新調が必要になると思います。安定するまではクリッカーを動かしながら対応してください。
ここで、最初に話した重要とするポイントの3点目、取りかけの修正も行いましょう。取りかけは弦に触れる部分なので、とても重要です。今までは指先に引っ掛けているだけになっていたので、しっかりと握りこむように意識してください。人差し指・中指・薬指は指先を曲げて、付け根は真っ直ぐ伸ばします。親指は伸ばして人差し指とくっつけます。こうすることで、人差し指がセットからアンカリングまで同じ形をキープしてストリングをフックすることができ、アンカーに入りやすくなります。また、親指の無駄な力を抜くことによって手首の力を抜くことができます。

富田:
いつも同じ取りかけにすることが大切という事ですね。反対に押し手で意識することはありますか?

島田:
押し手については、今は弓を点で押しているので、親指の腹(プレッシャーポイント)で押す意識をしてください。点より面で押すことでブレを少なく安定させることが出来ます。また、スリングの結び目がグリップ付近にあるのが気になるので、ずらして装着するようにしましょう。


※スリングの結び目を変更。

~暫く実射~

富田:
以前はもっと多く射てていたのに、後半は6射射ち切ることが難しくなってしまいました。

島田:
射型を変えたことで、今までとは違う筋肉を使い始めたので、筋力がまだ追いついていませんね。体力については、日頃の練習量を上げていくことで解決されるでしょう。1射目、2射目では上手く射てていることもあったので、それを6射継続出来るように頑張ってください。

富田:
練習をするときの姿勢としては、多くの本数を射つ、ということより、射型をしっかり意識することに重点をおく、ということで問題はありませんか?

島田:
それで問題はありません。

富田:
点数は取りながら練習をした方が良いでしょうか?

島田:
6射を基本で練習する際は、6射計が何点なのかは常に計算して練習してください。目標は30Mで55点、50Mで48点です。そこに何点足りなかったのか、クリアしているのか、を自覚しながら練習しましょう。ただ、射型を重視するときは、点数について確認はしなくていいですが、グルーピングの位置だけは見るようにしてください。

富田:
今回は30Mで練習をしていましたが、自主練習の際はどの距離で練習をすれば良いですか?

島田:
練習の最初に近射ができるのであれば、近射で射型を確認してから距離の練習に入ってください。30Mである程度射型が固定されたら、50Mを射ちましょう。なので、今月は30Mで練習してください。

富田:
ありがとうございます。

島田:
お疲れ様でした。今回の実射では、セットアップで両肩のラインを揃えるというテクニックを指導出来たと思います。今まで上半身のあらゆる筋肉で弓を引いていましたが、このセットアップを身につけることにより、肩から先の動きだけの最小限の動きでドローイングまで持っていくことができます。
練習中見ていたところ、取りかけのフックが上手くいっていなく、力が入ってしまっていました。原因はタブが手の形に合っていないためだと思われます。フィンガースペーサーの加工をするので、次回以降は、しっかりとフックできて、取りかけの無駄な力が抜けるので、もっと楽にドローイングできるようになると思いますよ。


※フィンガースペーサーの加工。削って握りこめるようにしました。

島田:
次回は、ドローイングが安定して同じ軌道でできているかをチェックして、伸び合いでの押し引きのバランスについて深く指導できればと思います。

富田:
宜しくお願い致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、第一回目のコーチングでは、姿勢、セットアップ、取りかけについて、各チェックポイントを学ぶことが出来ました。今までは各ポイントではチェックせずに、流れる様にリリースまで行っていたので、チェックポイントを指導してもらえたのは良かったです。側で付きっきりで見てもらい、その時々で指導してもらうことは、緊張感と共に俯瞰で確認できること、疑問点をその場ですぐに確認できることがとても大きいですね。今回は体力不足を露呈してしまったので、近射や射場での練習を含め、弓を引く頻度を上げて次回に臨みたいと思います。

【コーチングスケジュール】
全6回:射場での月2回の技術指導(1回2時間)×3ヶ月。

【ブログ更新スケジュール(予定)】
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第一回~
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第二回~: 6月 第5週
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第三回~: 7月 第3週
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第四回~: 7月 第5週
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第五回~: 8月 第3週
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 第六回~: 8月 第5週
~島田コーチングブログ~シブヤカップ入賞への道!~ 最終回~: 9月 第2週