~アーチャーへの道 社会人編 第二十九射~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

5月15日(日)は、藤沢市アーチェリー協会の『第18回春季ターゲット射会』に参加してきました。

早速ではございますが、気になる結果は…、

なんと3位でした。

と言っても、30/30Mの部の出場者は3名…。

3名中の3位でございます。

失礼いたしました。

点数は1ラウンド目は256点、2ラウンド目は263点、合計519点。

練習不足のため低めに設定をしていた“身の丈に合った”目標の500点越えはなんとか達成しました。

しかしながら、600点まではまだまだ程遠いですね…。

さて、今回は富田のアーチェリー人生(約半年間)に於ける4つの『はじめて』を経験したので発表させていただきます。

その①:はじめての屋外での大会
今まではインドアでの大会しか経験をしていなかったので、はじめてのアウトドアの大会でした。
蚊は多少気になりましたが、天気も良く、大好きな森の中のため、非常に気持ちよかったです。
日陰だったから良かったですが、直射日光下での試合は大変そうですね。
特に真夏は厳しそう。
アーチェリーの『汗をあまりかかなそうな競技』というイメージが完全に拭い去られました。

その②:はじめての30/30M、計72射
2度のインドア大会で18M(計60射)、江戸川区長杯では予選ラウンドで30M(36射)の経験はありましたが、今回は30/30M、そして今までで最多の計72射でした。
一日の練習量も平均144射以上は射ってはいたので不安はありませんでしたが、いざ終わってみたら2分という制限時間や、集中力&緊張による体力の消耗は激しかったです。

その③:はじめてのクリッカー装着後の大会
装着して1ヶ月目にして、早速、クリッカーの洗礼を受けることになりました。

それが起こったのは第1ラウンドの11エンド。
一射目で引き戻しを行い、再度一射目、二射目は無事に射ち終わりました。
残り30秒のコールがあってから三射目のノッキング。
急がないと、と思いつつ、いつも通りのフルドロー。
のはずが、クリッカーが切れない…。
引いても引いても切れない…。
というよりも、筋が張ってしまい、それ以上引けないという表現が正しいでしょうか。
自分でも腕がプルプルしているのが分かりました。
まだまだ疲れが出るはずのない中盤戦なのに…。
残り時間が10秒、9秒、8秒…と過ぎて行きます。
後方のざわざわ感&視線も必要以上に感じてしまい、気持ちは焦る一方。
結局、クリッカーは切れないまま、なんとか狙いを定め思い切って時間ギリギリでリリース。

結果は、的から僅かに外れ、大会では初めてのMが記録されました。
体力的には不安はなかったものの、まさか焦りと緊張でクリッカーが切れなくなるとは。
大事には至りませんでしたが、引き手を力み過ぎたため、上腕二頭筋の筋も軽く痛めてしまいました。
時間に余裕を持つこと、精神力を付けていくことを心掛けます。

競技人生の最初期にクリッカーが切れない経験を出来たのは良かったのかもしれません。
しかしながら、人生のトラウマ的な経験の上位にも見事ランクインしそうです。

その④:はじめての・・・
さて、上記の事件から立ち直りつつ、順調に進んでいた第2ラウンドの8エンド目。
まず一射目で10を当て、二射目で青に外しつつも、三射目で再びXを当て、上手く修正。
満足げに的に近付くと、自分の矢がXと5の2本しか刺さっていません。
確かに的中したはずなのに…と周りを見回すと、左隣の的のど真ん中に堂々と刺さっていました…。

というわけで、その④は、『はじめての的間違え』。
当然ここでもMを記録。(大会2度目)
しかも10だと思っていたものがゼロだった時の悲しさたるや…。
ガッカリ…。

射ち損じて隣の的に的中してしまうことはあるだろうとは思っていましたが、気持ちよく10点を射抜いたつもりが、まさかの隣の的…。
そして点取りに行くまで気付かないという失態。

集中し過ぎて無意識の境地に達し、自分の的を見失っていたようです。
大事な試合でこんなことが無いよう、ナチュラルに的番を確認する癖はつけたいですね。

なお、最終のスコアはこちらとなります。

前回からおよそ3ヶ月ぶりに大会に出たことで、(いろいろな経験もあり)気持ちが引き締まりました。

大会にはコンスタントに出場していきたいですね。

今回はいくつかの“はじめて”もありましたが、さらに1点気付いた点がありました。

それは大会での方が練習よりも“かなり”丁寧に射っていること。

心掛けていたつもりではありましたが、さらに丁寧に射つ練習を意識していきたいと思います。

そして、最近は成長の足踏み状態にやや焦り、モチベーションの維持が難しくなっていました。

今一度、目標の大会、目標のポンド数等、改めて着地点を設定し、そこに向けてプランを煮詰めていきたいと思います。

それではまた~。