~アーチャーへの道 社会人編 第二十五射~

みなさん、こんにちは!

渋谷アーチェリーONLINEの富田です。

今回は、前回宣言していました通り、『クリッカーを取り付けよう』の巻、です。

渋谷アーチェリー新宿店にて、店頭スタッフに新たに加わりました新入社員古畑に見てもらいました。

まずは矢尺を確定するための近射。

しかし、いざ、いつも通り射ってみてくださいと言われても、いつも通り射てない…。

意識が足りないのか、はたまた意識し過ぎてしまうからか、そもそも射型が確立していないからか…。

変な汗をかきつつも、何度か射つうちに矢尺も確定しシャフトをカット。

そして、ボウスケールにて実質ポンドも量ってみました。

矢をつがえ、ボウスケールを『H』モードにして、銀色のフックをストリングに引っかけます。

無意識でいるとリリースしてしまいそうなので、『離さない、離さない…』と頭で唱えながら、クリッカーが切れるまで引きます。

離さない、離さない…。

カチッ!

クリッカーが切れたら2秒静止。

確認してみると…

31.2ポンドでした。

1ポンド=0.45359237kg。

31.2ポンドをキロに換算すると、14kgくらい。

重さはお米に例えることが多いですが、お米14kg分を引いてると考えると、結構重いですね。

(『お米を引く』イメージはし難いですが…。)

さて、無事クリッカーも付いたということで、土曜日に早速射ってきました。

ステップアップの要素として、とても楽しみにしていたクリッカー。

装着したことで、非常にリズミカルに射てるようになり、また、引き尺が安定したため、上下のブレが軽減したような気がしました。

しかし、6射目でクリッカーが切れないことが数回。

練習の後半になるに従い、しっかり引けていないのに無理矢理射っていたことが露呈されました。

逆に、早くクリッカーが切れてしまうことも数回。

山本店長に確認したところ、その一射だけ押手が入り過ぎていたり、体が後傾気味になっていたりすることが原因では?と指摘されました。

自分では、グイッと勢いで引きすぎているから早く切れるのかなと思っていたため、なるほど納得するとともに、自分の考えの浅はかさも知りました。

疑問に思ったことは自分でも考え、先人に習うことが大事ですね。

経験⇒疑問⇒確認⇒納得を繰り返しながら、知識を自分のものにしていきたいと思います。

いつも同じように射つことへの意識や、エイミングとクリッカーのタイミングの摺り合わせ等、まだまだ課題はありますが、楽しく練習が出来たこともあり、好感触なクリッカーデビューとなりました。

最近は回数を射つことが練習の目的になっていましたが、クリッカーを付けたことで、量と質を兼ね備えた練習にシフトして行けるように精進します。

練習での点取りも再開したいと思いました。

さて、次の目標はスタビライザーの拡張。

センタースタビライザーだけだといまいちビギナー感が抜けないので、早くカッコいい弓に仕上げていきたいと思います。

それではまた~。