渋谷アーチェリーのネーム加工の秘密とメリット
投稿:2025年10月17日こんにちは!渋谷アーチェリーです。
10月は滋賀県で国民スポーツ大会が開催され、来週末には夢の島で全日本ターゲット選手権と大きな試合が目白押しですね。
さて、試合に出る際、矢にはネームやイニシャルを入れなければいけない競技規則がありますが
「ネームを入れることによって、矢の重さやバランスが変わってしまわないか?」
こんな疑問を抱いたことがあるかと思います。
渋谷アーチェリーはアーチェリー業界では日本で唯一の機械を採用し、その問題を解決しました!
渋谷アーチェリーが【ネーム入れ加工】に採用しているのは、最新鋭のUVプリンターです。
本日は、そんな独自のネーム加工の秘密と、そのメリットを詳しくご紹介します!
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ネーム加工の工程は、インクジェットプリンターとして信頼・実績のあるRoland社製 UVプリンターと、渋谷アーチェリー独自に開発した矢専用のジグを使用して行っています。
UVプリンターとは…
紫外線で瞬時にインクを硬化させる最新プリント技術。
熱や圧力を使わないため、矢の素材にダメージを与えず、軽量・高精度に仕上げられます。
UVプリンターによるネーム加工のメリット
圧倒的な均一性で「誤差ゼロ」へ
UVプリンターで機械的にプリントするため、文字のブレやムラ、位置の誤差がほとんどありません。手書きでは避けられないわずかなズレも解消し、一本一本の矢が100%の再現性で均一に仕上がります。
競技性を高める「軽量化」を実現
ネームをプリントした後、文字を保護するためのクリア(グロス)コーティングを施します。
UVプリンターではクリアコーティングを文字部分のみに行いますが、従来の手書きだとシャフトを一周クリアコーティングで巻く必要がありました。
この違いにより、UVプリンター加工では、従来の方法に比べ約0.15grの軽量化に成功しています。ネーム入れによる完成矢への影響を最小限に抑える、重要なこだわりです。
メンテナンス要らずの「耐久性」
自分でシャフトに直接ペンでネームを書いていると、使用しているうちに消えてしまい、大会の用具検査のたびに書き直している。なんてことはありませんか?
渋谷アーチェリーのネーム加工では、ただネームを入れるだけでなく下地やクリアコートの層をつくることで剝がれにくくなっており、耐久性の面でもバッチリです。
ネーム作成の流れ
ご注文から完成までの流れは非常にスムーズです。
1.デザイン決定

ネームの文字は漢字/ひらがな/カタカナ/アルファベット(ブロック体/筆記体)が選べ、カラーは7色の中からお好きな色を選べます。
※希望が無い場合にはネームの後ろにNoが入ります。
※番号は希望が無い場合には、No.1~で入れさせて頂きます。
2.データ作成
各シャフトの径に合わせて最適化されたフォーマットで、専用の印刷データを作成します。
3.プリント
ジグに矢をセットし、①下地、②ホワイト、③カラーの順でプリント。仕上げに④クリアコーティングを塗布し、合計4層のコーティングで完成です。
※ホワイトカラーの場合は③の工程がないため3層となります
カラーの下にホワイトの層があることで発色が良くなるという見えないこだわりも!
実際のネーム入れ加工の様子は動画でご覧ください。(②ホワイトのプリントになります)
見た目の美しさだけでなく、競技者のパフォーマンスを支える機能性にもこだわった自信のサービスです。
新しいシャフトの購入の際には、ぜひ一緒にご検討ください。
再現性の高い均一な矢で、あなたのスコアアップをサポートします!
シャフトの加工をご希望の場合には【世田谷店】、もしくは【ONLINE店】、またはお近くのプロショップまでご注文ください!